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原稿用紙の縦書き・横書きガイド!記号や小数点や英数字はどう書くの?

生活の疑問
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社会人になって使うこともなくなってきた原稿用紙。

学生時代には使っていてましたが、書き方の方法やルールなんて忘れていました。

甥や姪の宿題で作文を書くのを見ていた時に

この書き方で合ってる??

と疑問に思ったのもあって、特に数字や小数点の正しい記述方法など間違ってはいけないと気付きました。

この記事では、原稿用紙を使う時の横書きと縦書きの違いや、使用頻度の高い各種単位や記号の書き方のルールをご紹介します。

原稿用紙の書き方基本

原稿用紙

縦書きでも横書きでもこのルールは基本です。

  • 通常、一つのマスには一文字だけを記入
  • 文章を書き始める際には、一行目の最初のマスを空ける
  • 句読点やカギカッコといった記号も、文字と同様に一マスに一つずつ入れる

原稿用紙を横書きすることがあるのは知ってますか?

縦書きでの原稿用紙の使用は少なくなっていますが、伝統的な文書では今でも使われています。

ただ、多くの小論文入試問題文や答案用紙などは横書きが中心なのだそうです。

原稿用紙で横書きを行う際には、文章の始めは1マス空ける、行の初めに句読点を置かないなど、基本的なルールがいくつか存在します。

ここからは原稿用紙の縦書き・横書きを比較しながら見ていきましょう。

数字を書く場合

横書き

一般的に算用数字(1, 2, 3…)が使われますが、数字は1マスに2文字書きます。

例えば「2024年」という表記をする時には、

「20」「24」「年」

を別々のマスに書き入れます。

3桁以上の数字を書く時は特に気を付けなくてはいけません。

「365日」の場合、最初のマスに「36」を、次のマスに「5日」を書き入れます。これは、1マスに2文字までというルールに基づいています。

縦書き

縦書きで数字を書く際

通常、漢数字(一、二、三…)を使用します。

たとえば「300人」を書く場合は「三百人」と表記します。

現代文書では算用数字を使用しているので、例えば「365日」は「三百六十五日」と漢数字で書くことが一般的です。

西暦を縦書きで書く場合、「2024年」はマスごとに

「二」「〇」「二」「四」「年」

と書き入れます。

金額を書く時

横書き

横書きの場合は、年号や3桁以上の数字を書く時と同様の注意が必要です。

2,000円」という金額を書く場合、最初のマスに「2,」を、次に「00」を、その次に「0円」と分けて書き入れます。こうした細かい点に気を付けることで、誤解を招くことなく、正式な書き方で作成できます。

英数字

縦書き

縦書きの場合は、英数字の使用は避け、可能な限り漢数字を使用することが推奨されます。

横書き

横書きでは、数字は2文字までを1マスに収めます。

2024年」なら

20」「24」「年」

をそれぞれ別のマスに書きます。

アルファベット

縦書き・横書き共通

アルファベットを使う場合は、各文字を1マスに入れる必要があります。

アルファベットで「A」と「B」を書く場合、それぞれの文字は1マスずつに書き入れます。

英単語

横書き

英単語を原稿用紙に書く時には、ちょっとしたコツが必要です。

Apple」という言葉を書く場合、最初の「A」は大文字で1マスに入れます。

その後の小文字は半角の扱いになるので、2文字ごとに1マスにまとめて書くのがポイントです。

A」「pp」「le

をそれぞれ別のマスに書きます。

英語は、大文字は1マスに1文字、小文字は1マスに2文字入れるということですね。

単語間は1マス空けるので

例えば、「going my way」と書く時には

「go」「in」「g」(1マス空ける)「my」「wa」「y」

となります。

ちょっとややこしいですね

小数・小数点

縦書き

小数点については、中黒(・)を用いて、「3.15」であれば

「三」「・」「一」「五」

と縦書きで1マスずつに書き入れます。

横書き

小数点は半角として扱い、「1.23」のような小数は、

「1.」を1マス、「23」を次のマスに書きます。

記号

原稿用紙を使った書き方では、丸括弧や鉤括弧、引用符などの記号も正しく理解し、適切に使うことが重要です。

これらの記号は横書きと縦書きで少し使い方が異なりますが、基本的には各記号を1マスに収めることが基本ルールです。

丸括弧()と鉤括弧【】

丸括弧(まるかっこ)や鉤括弧(かぎかっこ)を使用する際は、括弧内の文字と共に1マスずつを使って記入します。

始め括弧(ハジメカッコ)は行末に来ないように適切に調整し、必要な場合は括弧を新しい行の始めに書きます。

閉じ括弧は前の文字に続けて書くことが多いですが、これが行頭に来ないように注意が必要です。

引用符(いんようふ)“”

引用符は、主に文献を引用する時に使われますが、日本語の文書では鉤括弧を使うことが一般的です。

書き方ルールは丸括弧()や鉤括弧【】と同じです。

引用符を使用する場合は、開始引用符と終了引用符をそれぞれ別のマスに配置し、開始引用符が行末に来た場合は、新しい行の始めに配置します。

単位

縦書き

縦書きの場合では、

「センチメートル」

などと、そのままカタカナで表記するのが一般的です。

横書き

横書きの場合の単位は通常、

「cm」

のように略語をそのまま1マスに入れます。

記号

,(カンマ)や.(ピリオド)

「カンマ」が読点(、)、「ピリオド」が句点(。)になりますが、これらの記号が行頭に来ないように注意します。

:(コロン)、;(セミコロン)

日本語で使うことはまずない記号なので、作文で原稿用紙縦書きに記載する時には使わない方がいいでしょう。

原稿用紙の縦書き・横書きガイド!記号や小数点や英数字はどう書くの? のまとめ

原稿用紙の使用には横書きと縦書きで異なるルールが存在するので、数字や英数字、小数点の表記はそれぞれの書き方に合わせて行う必要があります。

わかりづらくややこしく感じたりもしますが、わからないことは調べてルールを理解し、適切に使うことで正確な文書を作成することができます。

大人になると原稿用紙を使う機会もほとんどなくなりますが、このようなルールを再認識するのも学びになりますね。