本ページはプロモーションが含まれています

封筒印鑑「緘:かん」の意味は?他の封字や使い方の違いを知ろう!

封筒印鑑「緘:かん」の意味は?他の封字や使い方の違いを知ろう! 言葉の疑問
記事内に広告が含まれています
PR

\Amazonは毎日タイムセール開催中/ Amazonタイムセール会場はこちらから<PR>



\楽天のリアルタイム売れ筋商品/
楽天ランキングページはこちらから<PR>

皆さんは封筒の裏側に見られる「緘(かん)」や「〆(しめ)」という印を見たことがありますか?

これを見ると「重要そう!」とは思いますが

  • これを開けても問題ないのだろうか?
  • どういう意味があるのだろう?

と思ってしまいます。

こういった封筒に使われている「緘(かん)」や「〆(しめ)」などの意味や使い方について深く掘り下げてみたいと思います。

封をしてる印は「封字(ふうじ)」という

封字「かん」

封をしている印は封字(ふうじ)と言い、いくつかの種類がありますが使い分けが必要です。

封字の種類

封字は、封筒や文書に特定の意味や印象を加えるために使われることが一般的です。

「〆」「締」

「〆(しめ)」は、「締める」という意味の締の簡略形で、封筒を締める際に用いられることが多いです。

「〆」は「×」と似ていますが、あくまで「締め」の略語で「〆」を使うので、しっかり「〆=締め」に見えるように記載します。

「封」

「封」は封じるという意味があり、公式な文書や正式な場に適しています。

「緘」

「緘(かん)」は封筒をとじる際に使用され、特に重要な内容を含む書類に適しており、その使用は深刻な印象を与えます。

「寿」「賀」

「寿」は結婚などの祝い事に使われることが多く、おめでたい情報を伝える際に用いられます。

「賀」も同様に祝事に使われ、特別なお祝いやイベントに適しています。

「緘」がついている封筒を開けてもいいの?

封筒に「緘」印がある場合は宛名に記された人のみが開封を許されています。

例えば、家族の郵便物を奥さん(母親)や夫(父親)が管理していることもありますが、「緘」印が付いていれば、宛名以外の誰もその封筒を開けてはならない、というルールが適用されるのです。

なぜ「緘」印を使うの?

「緘」という文字は、単に封筒を封じるためだけではなく、中の内容を外部から守られ保護されるという意味で重要な役割を担っています。

大切な手紙や重要な書類を送る際によく使用され、封筒の封じ部分に記されることで、内容が第三者に漏れることなく保護されます。

「緘」印は開封されるとわかる

「緘」印を利用する最大の強みは、セキュリティ面にあります。

一度封筒が開封されると、「緘」の印がズレてしまい、元通りに修正することが困難になります。

例えば分からないようにコッソリ開けても「緘」の印のズレは、戻すのが困難なので本人以外に開けられた場合もすぐにわかります。

「緘」以外の封字について

「緘」ほどの重みは感じませんがそれ以外の「〆」「封」「寿」「賀」なども「緘」と同様に、宛先本人以外は封筒を開けるべきではないことを示しています。

封字「緘」の由来

シーリングスタンプ

「緘」を使うのは、はるか昔の中国で重要な文書を安全に送るため文書を紐で縛り、結び目に泥を塗って固めた後、捺印するという方法が用いられていました。

これが「緘」の使用となり、封の内容を守る手段として受け継がれています。

西洋では、封印する際に溶かした蝋を使用し、専用のスタンプで押印する技法であるシーリングスタンプが一般的です。

手書き以外の封字

封印には、手書き以外にもスタンプを使う方法があります。

スタンプは押すだけなので便利です。

また、伝統的には封蝋(ろう)を使って封を固める方法もあります。

蝋で封をすることは「封緘印(ふうかんいん)」と言われ、公式なビジネス文書など様々な場面で使われますが、私的ではオシャレな手紙の封という印象もあります。

封筒印鑑「緘:かん」の意味は?他の封字や使い方の違いを知ろう!のまとめ

封筒に「緘」の字がある場合、それは非常に重要な内容が含まれている可能性が高いため、開封には慎重になる必要があります。

「なんだか重要そうだな」という印象はありましたが、その封筒が持つ重要性を認識して取り扱う必要があるということがわかりました。

受け取り側だけでなく、自分が送る時にも「緘」印を利用することで、受取人にその重要性を伝え、安全に保護する手段としても使えますね。

封筒に記された封字が示すのは、ただの印ではなく、その裏には深い意味があるのです。

「緘」やその他の封字がどれほど大切な役割を果たしているかを理解し、家族でも宛名以外の第三者が封筒を開けることなく、宛先人にしっかり渡して開けてもらいます。

これからは、封筒にこのような印を見る機会があれば本記事を思い出してもらえると嬉しいです。